「佐賀市重要文化財旧古賀家保存修理工事」
(佐賀市柳町歴史民俗資料館、1997年5月)
旧古賀銀行の頭取・古賀善平の住居で、古賀銀行開業に先立つ明治17年に建てたと伝わる。周りに門と塀を巡らした白漆喰仕上げの近代和風住宅で、西隣の銀行本店と一体となって残される点に価値がある。黒漆喰仕上げの玄関や西側の煉瓦塀は大正期に改築された。大正期の姿に復原することを基本方針として修理工事を進めた。平成9年10月佐賀市歴史民俗館としてオープン。佐賀市建設局との共同作業の成果で、設計監理は石橋建築事務所が担当。
詳細は『佐賀市重要文化財旧古賀銀行及び古賀家保存修理工事報告書』(A4版、20pp.、佐賀市,2002年3月)参照。 |