「佐賀市重要文化財旧古賀銀行保存修理工事」
(佐賀市柳町歴史民俗資料館、1997年5月)
佐賀市に残された数少ない本格的洋風建築として文化財に指定された銀行建築で、両替商・古賀善平が明治18年設立した銀行の本店として明治39年に新築され、地元の建築家・舟木右馬之助の設計によって、大正5年に大きく増築され、二塔屋を備えたタイル張りの外観と堂々とした吹抜けが生まれた。大正5年の姿に復原することを基本方針として修理工事を進めた。平成9年10月、佐賀市歴史民俗館としてオープン。佐賀市建設局との共同作業の成果で、設計監理は石橋建築事務所が担当。第13回BELCA賞受賞(ベストリフォーム部門)、2004年2月。
詳細は『佐賀市重要文化財旧古賀銀行及び古賀家保存修理工事報告書』(A4版、本文42pp.、佐賀市,2002年3月)参照。 |

竣工南東側外観

竣工北西側外観

竣工内部営業室吹抜け

竣工内部営業室吹抜け

竣工西側営業室から玄関を見る |