「雲仙市神代小路伝統的建造物群保存地区保存計画」
(雲仙市教育委員会,2005年2月)
神代小路は神代鍋島領の陣屋とその膝下に広がる家臣団の居住地で、石積塀や生垣、長屋門や門倉で囲まれた屋敷地の中に、武家屋敷や近代和風住宅が点在する歴史的な屋敷地景観を現在に伝える町並みで、その保存計画は保存物件の修理のみならず、修景も履歴に基づいて行うことを定めた補助基準と部分二階建を標準とする許可基準から構成される点が特徴。この保存計画に基づいて国の69番目の重要伝統的建造物群保存地区に選定。
保存計画の策定は、長崎総合科学大学、都市環境研究室との共同作業の成果です。
保存計画の詳細は『国見町神代小路:美しいまちづくり基本計画』(国見町教育委員会、2005年2月)を参照。 |