筑前の小城下町として知られる秋月に位置する中学校武道館の新築工事に際し、武家屋敷跡という敷地の履歴と県指定史跡内という景観に配慮した修景設計を担当したもので、鉄骨造ながら、塗込造りの土蔵と下見板張りの学校建築を想起させる外観を、切妻造の大屋根で覆って全体を構成した。甘木市建設部との共同研究。総括と監修を担当。